こんにちは、のらねこです。
今回ご紹介するのは、棒針好きさんなら聞いたことがある方も多いと思うベルンド・ケストラーさんの枯山水ショールです。この編み方はグラデーションの糸を使うとより一層その模様の美しさがわかります。
この作品の編み方には著作権があるためメルカリで販売したり編み図を掲載することはできませんが、使用する糸によって模様の出方が違うためどんな糸をどのくらい使用したかについてご紹介します。
必要なもの
使用針:5号棒針(5号輪針)
その他:段数マーカー、はさみ等
使用糸
購入店舗 | サンキ |
商品名 |
アリゼベラバティック100 コットン100% 約100g(糸長約360m) |
推奨棒針 | 3~6号 |
推奨カギ針 | 4~5号 |
カラーナンバー | 3299 |
使用個数 | 2玉(残り18g)=約1玉と5分の4 |
編み方
この作品は著作権の関係から編み方をご紹介することはできません。
使用した本は「ベルンド・ケストラーの引き返し編み」です。
グラデーションの糸を棒針で普通に編むと横縞か縦縞模様になりますが、この編み方は交互に三角を斜めに編んでいくため同じ色番の糸でもグラデーションの出方によって違う作品に見えるのがとても魅力的です!
幅:約130cm 長さ:約65cm 重さ:約180g
編む人の編み地の強さや選んだ糸によって同じ号数の棒針で編んでも同じ大きさになるとは限りません。個人的にはもう少し大きくしたかったのですが、糸の在庫がなかったため289段(11ブロック目の途中)の大きさになりましたので、大きさの目安として参考にしてください。
あとがき
今回使用した糸は、前から気になっていたアリゼシリーズの糸です。本当は別の糸を買う目的でサンキに行ったのですが、大好きな青系の糸を見つけて衝動的にその場に在庫がある分だけ買ってしまったので、最初からこの作品を編む目的であればあと1玉は欲しかったところです。編むにつれて1ブロック(1つの三角部分)が大きくなるので左右対称の三角にするためにはもしかしたらあと2玉必要かもしれません。
この糸は綿100%で糸割れしにくくとても編みやすい糸で、糸玉で見るよりも濃い色の部分が多く出ました。洗った後の干し方が悪く写真ではグラデーションが波打ってしまいましたので後日写真を入れ替えるかもしれませんが、一見してどうやって編むんだろうと思いませんでしたか?気になった方はぜひ今回紹介した本を購入して編んでみてくださいね。
棒針の作品は数十年編んできましたが、この作品を編むために今まで編んだことがない編み方が3種類もあり、またグラデーション糸なので飽きることなく楽しく編むことができました。今回使用した本の中には他にも素敵で編んでみたい作品がいくつかありますので、また作品を編んだら別記事にて紹介する予定です。