ふわふわ糸で編む花柄スヌード

こんにちは、のらねこです。

今回使用した「わた雲」はふわふわでとても軽くて柔らかい糸です。引き揃えの「こはる日和」はとても細くてメインとする糸の特徴にほどんど影響を与えることなくモヘアのふわりとした風味を追加してくれる糸のため引き揃え糸としてよく使用する糸です。

「わた雲」と「こはる日和」はどちらもグレーを使用したので遠目で見るとわからないですが、「こはる日和」の方が少し赤み掛かったグレーなのでよく見ると1本で編むより色が単調にならず個人的には引き揃えて良かったと思いました。優しい色合いと一面の花柄模様でとてもかわいい作品になりました。

高さはあまりありませんが真ん中でねじって二重にして頭からスッポリ被って使用するため、ふわふわで軽くとてもあたたかいスヌードです!

必要なもの

使用針:編みはじめと最後の段は10号カギ針、花柄模様は7号カギ針

その他:段数マーカー、はさみ等

使用糸

購入店舗 キャンドゥ キャンドゥ
商品名

わた雲(友栄)

アクリル59% ポリエステル34% ウール7%

約20g(糸長 約95m)

こはる日和(友栄)

ポリエステル100% 約25g(糸長 約127m)

推奨棒針 6号~7号 5号~6号
推奨カギ針 5号~6号 4号
カラーナンバー AK-393(おぼろ) 418(すず)
使用個数 3玉 2玉とちょっと

編み方

糸はそれぞれ1本ずつ引き揃えて編みます。

1、2段目と最後の段以外はひたすら花柄模様です。

1段目:鎖編み211目(3の倍数+1)

2段目:細編み

3~9段目:花柄模様(文章ではわかりにくいため、イメージしやすいように編み図を作ってみました)

赤い部分が模様の編み始めで、鎖編み2目編んだ後同じ目に未完成の長編みを編みます。

そのまま細編みを2目飛ばした3目めに未完成の長編みを2つ編み、カギ針に4つの目が掛かった状態から糸を掛けてすべて引き抜きます。

細編みを1目して引き締めた後、鎖2目を編み鎖の根本の引き締めた穴に未完成の長編みを1つ、先ほど未完成の長編みを2目編んだのと同じ細編みの頭に未完成の長編みを2つ、細編みを2目飛ばした3目めに未完成の長編みを2つ編み、カギ針に6つの目が掛かった状態から糸を掛けてすべて引き抜きます。最初と最後以外は同様にカギ針に6つの目を掛けて引き抜くを繰り返します。

最後はカギ針に6つの目が掛かった状態から、さらに最初に作った立ち上がりの模様の真ん中の穴に未完成の長編みを2目編みカギ針に8つの目が掛かった状態から糸を掛けてすべて引き抜きます。

4段目以降は細編みの頭の代わりに前の段で編んだ模様の真ん中の穴の部分に未完成の長編みを編んでいきます。作品は9段目までしか編みませんでしたが、お好きな高さになるまで編んでくださいね。

10段目:細編み

模様の真ん中の穴の部分に1目、鎖編みの部分に2目で作りましたが、編み地が伸びたり縮んだりする場合は適度に目数を増やしたり減らしたりして調整してください。

周囲:約137cm 高さ:約15cm

輪になっているものをさらに半分にしたものです。

あとがき

今回使用した「わた雲」という糸は柔らかくてふわふわの糸なので、1本で編むなら今回の未完成の長編みの花模様よりリフ編みの方がいいかもしれません。今回の作品はスヌードで長さがあるため「こはる日和」を引き揃えて2本で編んでみました。

「わた雲」と「こはる日和」はどちらも絡みやすい糸です。「わた雲」はふわふわの糸なので何度も編み直しをすると糸の絡みが弱くなって切れそうになります。「こはる日和」もモヘア糸なので中心から糸を取り出した時に何本か絡まっていることがあります。編み物初心者の方がこの糸を使用して難しい模様を編む場合は、先に解きやすい糸で練習してから編み始めた方がいいかもしれません。個人的には大きな作品を編んでも柔らかく軽く仕上がるため、どちらの糸もとても気に入りました!

  • B!