靴下

ミルフィムソックヤーンで編んだJudy式作り目とガセットヒールの靴下

こんにちは、のらねこです。

春夏糸の100均糸は1玉の容量が少なく、大きい作品を編む場合は糸のつなぎ目の部分が多くなります。そこで、1玉で編める小物をいろいろ考え靴下を編んでみようと思いました。もともと靴下を編む用の糸と比べると強度面では劣るかもしれませんが、かわいい糸がたくさん売っているし両足で200円で作れるならあまり気にならないのではないでしょうか。

今回は、いろいろな編み方がある中で初めて編む人でもかかと部分を編む時の穴が開きにくく編みやすい「Judy式作り目とガセットヒールの靴下」を編んでみました。セリアで見た時からかわいいなと思っていたミルフィムソックヤーンは表編みだけでかわいい模様が編めるんです。個人的には靴下を編むには糸がちょっと太めで出来上がりも厚地だと思いましたが履くとそれほど感じないし編み針も少し太めでサクサクと編めるので、これから靴下を編んでみようと思っている方には練習を兼ねてちょうどいいのではないかと思います。

必要なもの

使用針:4号輪針(編み地の緩い方は推奨の2~3号でもいいかもしれません)

その他:段数マーカー(ぐるぐる編んでいくため、編み始めがどちらかわかりやすいように用意すると便利です)、はさみ等

使用糸

購入店舗 セリア
商品名

ミルフィムソックヤーンNo.26

ミルフィムソックヤーン

アクリル100%

約35g(糸長約105m)

推奨棒針 2~3号
推奨カギ針 4~5号
カラーナンバー 26
使用個数 2玉(両足)

編み方

Judy式作り目は編み糸を2本の棒針に交互に巻き付けて始める作り目で12目ずつ作って編み始めます。
※当サイトでは動画で編み方を紹介していませんので、動画サイトなどで「Judy式作り目」と検索してみてください。

つま先(12段=3cm)は2段毎に左右1目内側に右増目と左増目をして24目(1週48目)まで増やす

そのまま44段編む{13cm:作品は出来上がり23cm(伸び分2cm含む)で作成 23cm-(つま先3cm+かかとまでの増目分5cm+伸び分2cm)=13cm}

かかとのガセット部分:かかと側のみ1目内側に右増目と左増目をして18段編む(甲側は24目:かかと側42目=5cm)

かかとの減らし目部分:18段(最初の中央は4目にしてかかと側のみ引き返し編み)

好きな長さまで編む(足首辺りまでで24段=6cm)

3目のiコード止めで編み終わる

段数は編む人の編地の強さで変わってくるため、目安として参考にしてください

あとがき

今回使用したセリアのミルフィムソックヤーンは、ソックヤーンという名前のとおり靴下を編むととてもかわいい模様が出てくる糸です。今回は片方で1玉、両足分で2玉で作ることができましたが、もっと長いものが好きな方や今回の作品と同じように左右で柄を揃えたい場合は1~2玉増やさないと足りない場合があります。

また、糸を買う際の注意点として同じ色番・ロット番号で買っても微妙に色の濃淡や模様が違う場合があるため色番とロッドだけではなく、2玉を並べてよく見てから買うことをお勧めします。いろいろな編み方を覚えようと色番とロッドだけを見て何種類か買ったのですが、明らかに濃淡が違うものや今回の作品だと白・ピンク・水色・紫の色が出てくる部分に白が入ってなく編んでから左右が違って見えるということがあり、慌てて追加購入しにいったりしました。その点を気をつければとてもかわいい作品が出来ますので、ぜひ編んでみてくださいね。