こんにちは、のらねこです。
今回紹介するのは、動画で見て「編んでみたい」と思ったティプシートゥの靴下です。ティプシーとはほろ酔いという意味で、つま先部分がまっすぐではなく斜めになっています。せっかく編むなら甲や足首の部分にも模様を入れたいと思い、つま先・かかと・ゴム編み部分以外にたくさん入れてみました。
この作品は0号針で片側36目(1週72目)で編んでいるため、あなたの編み地の強弱や目数によって1ブロック(1つの三角部分)の長さが変わってくる可能性があります。それ以外の目数で編む場合はご4目の増減や6目の増減部分の変更やブロックの間に何段かまっすぐ編むなどの調整が必要になるかもしれませんのでその点はご了承ください。
必要なもの
使用針:0号輪針
その他:マーカー(エンドマーカーとハーフマーカーや色の違うマーカーでもいいですし、どちらか一方だけにしてもいいです)、ハサミなど
使用糸
購入店舗 | ダイソー |
商品名 |
ポストカード アクリル100% 約25g(糸長約140m) |
推奨棒針 | 1~2号 |
推奨カギ針 | 2号 |
カラーナンバー | 779:モンマルトル雪の日 |
使用個数 | 2玉(両足) |
編み方
この作品は模様が左右対称になります。最初から対称になるように増目をしてもいいですし、左右同じに編んでかかとだけ反対側に作る(その場合左右で1段ずれる)のでもいいと思います。
Judy式作り目で12目ずつ作って編み始める
1段目は片側のみ編みだし増目、2段目は両側とも編みだし増目をする(1段目から増目するのが難しい場合は、2段目から増目を始めてください)
奇数段は1段目と同じ、偶数段は2段目と同じ様に編み16段目で36目にする
17段目・18段目は増目なし
※毎段増目するため下の表を見て目の数を確認してください
1段目:13目 | 2段目:15目 | 3段目:16目 | 4段目:18目 |
5段目:19目 | 6段目:21目 | 7段目:22目 | 8段目:24目 |
9段目:25目 | 10段目:27目 | 11段目:28目 | 12段目:30目 |
13段目:31目 | 14段目:33目 | 15段目:34目 | 16段目:36目 |
1ブロック目:①内側になる方(毎段増目をした方)に4目ずつ残して引き返し編みをする(引き返しの最初の目はダブル目にする)
残り4目ずつになるまで減らしていき(16段)、17段目は段消ししながら一周、18段目はそのまま一周編む
2ブロック目:②内側になる方に6目ずつ残して引き返し編みをする
残り6目ずつになるまで減らしていき(10段)、11段目は段消ししながら一周、12段目はそのまま一周編む
3ブロック目:③は①と同じ
3ブロック目まで編んだらつま先部分は終わり
ここから甲と足裏の部分に模様を入れていく
4ブロック目:③と同じ
5ブロック目:④は4ブロック目で斜めになった編み地をまっすぐに戻すように編む
反対側まで編んで折り返した後、4目編んだらすぐに引き返し編みをする(引き返しの最初の目はダブル目にする)
③では4目ずつ減らすように引き返し編みをしたが、④では4目ずつ増やすように前段のダブル目を通り過ぎて4目編んだら引き返すを繰り返す
6ブロック目:⑤は①と逆向きの三角ができるように6目ずつ残して引き返し編みをする
7ブロック目:⑥では6ブロック目で斜めになった編み地をまっすぐに戻すように編む
⑤では6目ずつ減らすように引き返し編みをしたが、⑥は6目ずつ増やすように前段のダブル目の段消しをした後に6目編んで引き返す
8ブロック目:③と同じ
9ブロック目:④と同じだが、ブロックとブロックの間は1段だけしか編まない(左右の模様を合わせるためなので、左右を同じように編んだ場合は2段になってもいいです)
ラップ&ターンで36目から18目になるかかとを編む(足の大きさやお好みで調整してください)
10ブロック目:⑦は①と逆向きの三角ができるように4目ずつ残して引き返し編みをする
11ブロック目:⑧では10ブロック目で斜めになった編み地をまっすぐに戻すように編む
12ブロック目:②と同じ
13ブロック目:⑨では12ブロック目で斜めになった編み地をまっすぐに戻すように編む
14ブロック目:⑦と同じ
15ブロック目:⑧と同じ
糸の残量より次の2ブロックを編めそうになかったためここまで(かかとを編み終わってから10cm)
ゴム編みは最後の色をつま先と合わせたかったため11段
文字だけではわかりにくいため、下の図を参考にしてください
あとがき
今回の靴下を編む前に色違いで普通の編地の靴下を編んでいますが、同じ模様の靴下とは思えない出来上がりになり満足の一足になりました。
ポストカードはOpalなどの靴下を編むために作られている糸より柔らかいのと水通しをする前だったため画像ではあまり綺麗な形にならなく申し訳ありません。
まだまだ編みたい模様の靴下がたくさんあるので出来上がったら紹介しようと思います。